組織
金沢大学研究基盤統括本部
研究活動に不可欠な設備は大学の財産です。金沢大学の2つのキャンパス間、部局間といった垣根を越えて、研究設備を一元管理して、共同で利用することにより、設備維持の負担軽減と、研究力強化を目指します。
設備の高度化だけでなく、それを支える技術職員・URAが主体的に活躍して、研究を支援します。
研究基盤統括本部は従前の部局ごと研究基盤支援組織を抜本的に再編・集約したものです。学長及び研究担当理事の主導により、本プログラム採択直後の2020年11月に設立されました。本部長は学長補佐が務めています。技術職員、技術補佐員が運営にあたる4つのプラットフォーム(PF)を構成しています。
さらに、プラットフォームの連携横断的な小プロジェクト実行のため、4部門を横串的に設定しています。
運営委員会
研究基盤統括本部運営委員会は、委員が全学から選ばれた委員で構成されます。第4期中期目標期間に 向けた「金沢大学設備整備方針」(通称 設備マスタープラン)案を策定しました。
技術職員・URAの育成
人材育成部門は技術人材育成プログラムと次世代経営型戦略人材育成プログラム 構築・運営を行っています。
共用機器・設備のオンライン予約 料金徴収
「設備共同利用推進総合システム(KUCOS)」は、共用設備の仕様と利用状況を学内外に、リアルタイムに可視化し、予約管理と利用料徴収に活用されてきたものです。 現在では全学的に展開され、設備登録数は100を超えています。利用料金には、設備維持、消耗品費だけでなく、故障対応、減価償却費、技術料が含まれます。また令和3年度から利用者が依頼する受託サービスもシステムに加えました。
データ保管・活用
共同利用設備で測定したデータ等は膨大となるため、そのセキュアな管理、共有、 公開といった利便性が求められます。それらを相供える「金沢大学学術データ管理 基盤システム(ARCADE2)」が、データマネジメント・ビッグデータ解析受託PFにより新規に開発され、運用されています。システムのデザイン、ポリシー、利用マニュアル、申請書等は、こちらからどうぞ。