系統的に「研究データ管理」を勉強したい方のために

・オープンアクセスに係る海外動向調査:調査報告書

大学共同利用機関法人・システム研究機構国立情報学研究所
2025.3
https://doi.org/10.20736/0002002021

令和6年度「AI等の活用を推進する研究データエコシステム構築事業」(文部科学省補助金事業)の一環として実施した調査の結果を取りまとめたものである。
・調査目的:我が国のオープンアクセス推進に資するため、オープンアクセスに関する国際的な潮流や、参考とすべき関係各国等の政策動向等を把握すること。
・調査対象:G7各国(日本、イタリアを除く)、EU、オーストラリア、ブラジル、インド
・調査実施時期:令和6年12月〜令和7年2月
・調査実施者:大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立情報学研究所、株式会社三菱総合研究所(調査及び報告書作成を委託)
・著作権について:本報告書の内容は、クリエイティブコモンズ表示4.0 国際(CC BY 4.0)ライセンスの下に提供する。ただし、p.52、p.120、p.126、p.143、p.144、p.169、p.223、p.267の各掲載図はその対象外とする。

・オープンサイエンス時代における研究データマネジメント基礎

甲斐 尚人, 西森 哲也,神崎 隼人,田中 幸恵,萩野 理恵,古川 雅子,末田 真樹子,石山 夕記,松野 渉,南山 泰之
2024-12-09
https://doi.org/10.34477/0002000502

本教材は、研究データマネジメントの基礎編として開発したものであり、国内外のオープンサイエンスの動向や研究データ管理の解説が含まれています。さらに、研究データのエコシステムを構築する代表的な研究データ基盤や、それらを活用した研究データマネジメントの取組みについても紹介しています。各テーマは以下の通り。
1.研究データマネジメントを知る
2.研究データポリシーと関係規定等
3.研究データ管理計画
4.研究データを取得・収集および保存・共有する
5.研究データを公開する
6.研究データを利活用する
7.研究データ基盤・連携の紹介

ダウンロード可能なコンテンツのうち、PPTファイルは学認LMSで公開するマイクロコンテンツ動画教材の元ファイルになります。本ファイルはテスト運用中の「PtM:合成音声付き動画教材作成システム(https://ptm.nii.ac.jp)」で動画変換するファイルであり、PPT内のノート部分に音声自動読み上げ用のテキストが埋め込まれています。実際の利用に当たっては、PtMユーザマニュアル(https://nii-rcos.gitbook.io/ptm-help)を参照してください。
本コンテンツは「AI等の活用を推進する研究データエコシステム構築事業」における大阪大学の成果である研究データ管理教材「オープンサイエンス時代における研究データマネジメントの基礎について学ぶ」を基に、大阪大学、九州大学、研究データ作業部会が連携して改修したものです。

はじめよう、研究データ管理

九州大学データ駆動イノベーション推進本部研究データ管理支援部門,九州大学附属図書館図書館DX支援室
2023-08
目次 1.イントロダクション, 2.研究データ管理の方針決定, 3.研究データの整理法,4.研究データの保存, 5.研究データの公開, 6.参考文献
https://doi.org/10.15017/6796147

Let Us Start Research Data Management

Data-Driven Innovation Initiative, Division of Research Data Service, Kyushu University, Library Office for DX Services, Kyushu  University
2024-07
Contents, 1.Introduction, 2.Determining Research Data Management Policy, 3.Research Data Organization Methods, 4.Storage of Research Data, 5.Publication of Research Data, 6.References
https://doi.org/10.15017/7217541

・オープンサイエンス時代における研究データマネジメントの基礎について学ぶ

大阪大学研究推進本部オープンサイエンス推進室
2023-10-01
大阪大学新任教員研修プログラムとして開講している研究データマネジメント研修の教材です。本教材は、研究データマネジメントの基礎編として位置づけられており、国内外のオープンサイエンスの動向や本学の研究データポリシーの解説を行うとともに、研究データのエコシステムを構築する代表的な研究データ基盤や、それらを活用した本学の研究データマネジメントの取組みについて紹介しています。
https://hdl.handle.net/11094/93345

教材「情報基盤スタッフ向けの研究データマネジメント」

元木 正和,古川 雅子,青木 学聡学,ICT推進協議会研究データマネジメント部会(AXIES-RDM部会), オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR),研究データ作業部会
2022-08-19
2020年にオープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)研究データ作業部会が公開した「研究者のための研究データマネジメント」を元に、大学ICT推進協議会(AXIES)研究データマネジメント部会のメンバーにより、情報基盤スタッフ向けに再構成・加筆した教材。
https://doi.org/10.34477/0002000210

・大学における研究データポリシー策定のためのガイドライン

AXIES 大学ICT推進協議会 船守美穂青木学聡松原茂樹外山勝彦松井啓之芦北卓也菊川昭治元木正和岩井雅史結城憲司加納靖之
2021.7.1
https://rdm.axies.jp/_media/sites/14/2021/07/urdp-guideline.pdf

・「国立情報学研究所研究データ管理・公開ポリシー(試行版)」の全国雛形としての公開

国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター
2021
https://rcos.nii.ac.jp/service/datapolicy/

・教材「研究者のための研究データマネジメント」

西薗 由依,中筋 知恵,芝 翔太郎,小林 裕太,松野 渉,常川 真央,小野寺 千栄,南山 泰之
2020-10-29
「研究者のための研究データマネジメント」は、研究支援者としての目線から、大学や研究機関等に所属する研究者の方に向けて作成された教材集である。教材は、研究データ管理の場面に応じた12のテーマ別に分かれており、1) 研究者自身が本教材によって必要な知識を得るほか、2) 研究支援者が、各機関の研究環境やニーズに応じた形で本教材を加工し、研究データ管理サービスを提供することを想定している。各テーマ概要は以下の通り。
研究前:外部資金の取得・申請書類(DMP)の作成, 所属機関のインフラ活用
研究中:研究データの保存,データの検索・発見・収集,データ分析,加工・分析中のデータ管理, DMPの更新
研究後:データの引用,データの公開方針の決定,リポジトリへのデータ登録,データ論文を通じたデータ公開
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/records/294

・RDMトレーニングツール

前田 翔太, 西薗 由依, 山地 一禎, 大園 隼彦, 南山 泰之, 三角 太郎, 天野 絵里子,
2017-06-06
本トレーニングツールは、主に大学や研究機関等の研究支援職の方(図書館員や情報技術職員、URAなど)に向けて作成されたもので、1) 各学習者が研究データ管理に関する基礎的な知識を得ること、2) 各学習者が自機関における研究データ管理サービス構築の足掛かりを得ること、を目的としている。各章の構成(シラバス)は下記のとおり。
第1章 導入, 第2章データ管理計画(DMP),第3章保存と共有, 第4章組織化、文書化、メタデータ作成, 第5章法・倫理的問題, 第6章ポリシー, 第7章研究データ管理サービスの検討
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/records/34

・無料オンライン講座「オープンサイエンス時代の研究データ管理  

天野絵里子, 大園 隼彦, 常川 真央, 西薗 由依, 前田 翔太, 南山 泰之, 三角 太郎, 尾城 孝一, 山地 一禎
2017-06-06
本講座は、研究データ管理に関する基礎的な知識を得るためのものです。研究活動に伴い研究データがたどるプロセスとその管理のあり方について理解し、研究の再現性と透明性の向上に欠かせない、効果的な研究データ管理を行うための方法について学ぶことができます。さらに、概略を学んだ後、各学習者が、所属機関における研究データ管理サービス構築に向けた戦略立案を行うための足掛かりを得られるよう、構成されています。
以下のいずれかに該当する方を受講者として想定しています。
大学や研究機関等において研究者の支援に携わる方(図書館・IT部門・研究支援部門の職員(URA含)、研究室で研究補助業務に携わる方等)
オープンサイエンスや研究データ管理に関心のある方
目次 研究データ管理とは, 保存・共有・文書化,メタデータ・法倫理的問題,運用に向けて
https://www.nii.ac.jp/service/jmooc/rdm/